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【 第70号 】 06/23/2007

おはようございます!
【 Sax-Fan サックス・ファン 】 の瀬尾です。

発行に、だいぶ間が開いてしまいました。

基本、不定期発行とはいえ、
極力2週間以上開かないようにしているのですが、
先週はダメでした。
時間の作り方がうまくなかったですね。反省。


前号で、Voicing ヴォイシングの話が出ましたので、
今号は、ジャズ的なコードの捉え方を交えて、
Good Sound について書いてみたいと思います。

Good Sound

まず最初に、基本となる音を。

コードの、
Root, 3rd, 7th の3音のサウンドを、
Basic Chord Sound 」といいます。


「5度は?」と思った方。

ちょっとこちらのページを開いて下さい。

音楽理論 入門編 「主要3和音」
このページの中より少し上にある、
「倍音列」の譜面をよくみて下さい。

3次倍音が 5th の音になっていますよね。
(2次は、オクターブ上の音です。)

Root(基音)の音を出している時点で、
5th は大きく含んでいるんです。

なのであえて出さなくても省略できる、
という風に考えられます。


この、Basic Chrd Sound を中低音で鳴らし、
高音部に、
9th, 11th, 13th といったTension テンションや
Chord Tone コード・トーンを乗せるというのが、
Good Sound にしていくことの一つです。

ただ、コードの流れや、
楽器の性質や音域といったこともありますので、
Tension や Chord Tone が、
Basic Chord Sound の内側にくることだって
当然あります。
絶対こうだというものでもありませんが、
概ね、この様な形に持っていくのがポイントです。


ジャズで多い構成、
小人数のバンドを「 Combo コンボ」といいますが、
コンボであってもビッグ・バンドであっても、
こういう音の構成の仕方が、
アレンジの際の基本となります。


そして、これをもう少し突っ込んで考えてみますね。


コード楽器に、ピアノやギター等がありますよね。

コンボという楽器編成で考えてみましょう。

ドラム、ベース、ピアノ、サックスという、
カルテットだとします。

ベースが出している音のメインとなっているのは、
コードの Root の音です。

ということは、
ピアノは Root 音を省略することができますし、
上記の考え方から、
5th の音を省略することも可能です。
(絶対省くとか、
そういったものでないことは理解して下さい。
コードの 3rd の音は、
メジャーかマイナーかを決定付ける大事な音なので、
これは省けません。)

となると、指が余ってきますね。

その分、Tension を乗せることができてくるわけです。
こんな説明で良いのかどうかは置いといて。(笑)


さらにピアノのバッキングは、
リズム楽器的要素も併せ持っています。


ベースは「ランニング」といって、
4ビートの要でもありますが、
4分音符を主に刻んでいます。


ドラムは当然、リズムですが、
これもジャズらしい考え方なのですが、
通常、ロック等その他のドラミングの場合、
バスドラムがビートのメインとなるリズムをキックして、
主にベースと合わせることで、
低音部のパワーを出していますが、
ジャズでは、
これをトップ・シンバルに持ってきています。
(ドラマーとして座った位置として、
右前にあるライド・シンバルです。
場合によっては、ハイハットでやっています。
こちらは、
左足で開閉している2枚合わせのシンバルです。)

よく聴くパターンだと思います。
シンバルで、
チーチッチ・チーチッチ・・・てやってますよね。
テンポが速くなると、
インチキインチキインチキインチキ・・・
みたいになりますが。(笑)

あれです。

こうなることで、右足は自由になりますから、
ここぞというポイントで
アクセントを置けるようになるんですね。

これで、四角くないサウンドというか、
自由さが出てきているんだと思います。


これらのメンバーが創り出したサウンドに、
サックスであるあなたは、
自由に乗っかって、
メロディーを繰り出していけば良いんです。

大体の考え方、分かりましたか?

どうもジャズっぽいサウンドにならない、
というそのほとんどは、
コードの、
音の積み上げ方の考え方の違いによるところが
大きいのですが、
大雑把に言って、この様な考え方なんですね。


バンドとしてのそれぞれの役割というか、
そういったのも、こんな感じです。


何となくでも、
サウンドを創り上げることのイメージは
できますでしょうか。



あと、大きな問題として、
「 Swing スウィング」することがありますが、
これを次回で説明したいと思います。


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趣味 -3-


前回では、
やりだしていく内に、
「極めたい」
と思い始める
ということ、
そして、
極めたいとの思いから、
「やるかやらないか」
という
選択をすることすらある
ことも書きました。


プロを目指すことを
考え出す
ということですが、
何をもってプロとするか
という、
私の中にある基準が、
「お金を
頂けるかどうか」
というところに
あります。

単純明快です。

とても
当たり前なことです。


分かりやすいからこそ、
チャレンジしやすい
のかも知れません。



陶芸を始めた時の判断は
とても速かったです。

やり始めることと、
プロになる決断が、
同時でした。


それも、
それまで
何かやっていたとか、
知識が豊富で、とか、
そういったものは
全くありませんでした。

知識:0
経験:ほぼ0

そんな状態でも、
決断したんです。

信楽焼の持つ、
緋色の美しさ、
焦げの野性的な強さ
みたいなところに、
一瞬にして
惹かれたんです。

釉薬を掛けていない、
土と炎の作品。

初めて見た時は、
ほんと衝撃でした。

全く
知識が無かったですから
そういう焼物が
あることを
知らなかったんです。


それでも
決断したんですよ。


決断に至る、私の
根本の考え方なのですが、
それは全て
ジャズから
学んだものです。


ジャズを勉強していると、
人種差別の問題にも
触れていきます。

そんなところから、
人間てなんだろう、
って考えるようになって、
途中の話を端折りますが、
そこから、
「五体満足に
生んでくれたこと」
への感謝の気持ちが
とても強く
なっていったんです。


その感謝の気持ちを
表すには、
「五体を
充分に使うこと」
だったんです。
私的に。


これがその一つであり、
ベースになっている
考え方です。


楽器を演奏することも、
焼物をすることも、
私にとっては、
同じことなんです。


「五体を使った
感謝の表現」
なんです。


だから、決断が
速かったのでしょう。


こんな感じなので、
私は
すぐに
一線を越えようと
しますから、
一般的にいう、
趣味といえるものを
持てないんです。

すぐに
仕事にする方向へと
突き進んでしまいます。


私ほど
極端では無くとも、
せっかく音楽を
始めているんですから、
何かを
掴んで頂きたいと
思っています。


私で良ければ、
そのためのサポートは、
させて頂きますから。

少しでも
お役に立てれば
嬉しいです。


五体満足。


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編集後記

予定時間より押してしまいましたが、何とか発行できました。

最近、時間のやりくりがやばいです。

色々やり過ぎている事もあるのですが、
時間をうまく組み立てないといけませんね。

次号は遅れずに発行したいと思います。

ご意見・ご感想、何でも結構です!
お気軽にメール下さいね!

お待ちしております。
info@sax-fan.net

ということで、
次回もお楽しみに!!

See You !!


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