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『第16号』
音の3要素・やりとり
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    --- Sax Fan ---   サックス・ファン       『第16号』

    2005年4月9日                       テーマ 9小節目

──────────────────────────────
今号の本題 : 音の3要素
 編集後記  : やりとり
──────────────────────────────

 これから楽器を始めようと思っている人:じっくり読んでね!!
        初心者・中級者:知らないネタがあるかも!!
                        しっかり復習しましょう!! 

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おはようございます。

だいぶ暖かくなって、気分もHIに・・・。

何なんでしょうね。春のこのウキウキ感は。

単に欲情しているだけでしょうか?

となると、かなり動物並み・・・。
私の理性は・・・・???



私は、天候にしても敏感で、天気が悪いとダルダル・モードに入り
やすいので、注意が必要です。

世間一般で言われる様に、血圧が低いせいなのかなぁ。
確かに、上で100切ってますけど・・・。

一番最近で測った血圧が、59 - 95。
体温低め、血糖値も低めで、医者に、
「朝のこの時間に、よく起きて来ましたねぇ〜。」と言われたこと
も有ります。

医者が言うからには、やはり関係有るのでしょうか?



それは良いとして、これからの時期は、私にとって、活動しやすい
時期になってきます。
冬眠から覚めた変温動物の様に。
(やっぱりそういった動物レベル?・・・)



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このメルマガは、楽器演奏に興味はあるけど迷っている人・始めよ
うとしている人から、初心者、中級者を対象に書いていきます。


「それぞれ対象のレベルが違うのに、自分にとって有益な情報はあ
るの?」と思われる方がいっぱいいらっしゃることだと思います。

特に中級者の方は、「どうせ知ってること、できることばかりだろ
う」とお思いでしょう。

レベルは違っても、大事なポイントは一緒です。

そういった方は、もう一度チェックする意味で読んで下さい。
中には、知らなかったことがあるかも知れません。ほんのちょっと
のことでも、そこに、早くうまくなるためのヒントが隠れているか
も知れません。


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〔それでは、本題です。〕

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音の3要素
──────────────────────────────

1.pitch - 高低

音というのは、発音体となる物体が一定の周期で振動し、その振動
が空気の粗密波となって伝わり、耳に届くことで、音として捉えら
れるわけです。

その粗密波の振動数を、1秒間にどれだけ振動しているかを表した
のが「周波数」で、単位は「Hz」(Herz)ですね。
周波数の大きいものほど、高い音として聞こえるのは、ご承知の通
り。


2.loudoness - 大きさ

粗密波の振幅が大きくなればなるほど、大きな音となります。
 〜 ←こういう形の波のグラフでいうと、「振幅」は、上下の高
さに当たります。
つまり、横軸の幅は変わらずに、縦軸方向に大きくなればなるほど、
大きな音として捉えられるわけです。


3.tone color - 音色

発音体の、材質や、それをどの様に振動させるかによって、音の大
きさや高低に関係無く、特有の音がします。
それが「音色」です。

波形で表すと、その形に違いが出ます。
その違いは何かというと、音の「倍音構造」の違いです。

楽器の音も、基音(fundamental tone)の他に、倍音(over tone)
をいくつも含んでおり、その倍音の、第何倍音が、どれ位の割合で
含んでいるかということが「倍音構造」ということです。

倍音構造が複雑になれば、波形が複雑になります。
人間の耳が捉える音として、
倍音構造の複雑な音は、「豊か」な音に聞こえ、
倍音構造の簡単な音は、「透明感」の有る音に聞こえます。

例を挙げると、バイオリンの音に比べ、フルートの音は、より簡単
な波形を示します。
なので、音に「透明感」を感じるのです。


ここで、奏者として勘違いして欲しくないことは、

倍音構造が より複雑 = より良い音

で有るかのように、単純に思ってはいけません。

確かに、倍音構造がより複雑であれば、情感のより豊かな音として
捉えられますが、あくまで、その楽器の特性を考えた上で、「音色
」の判断をしなくてはいけません。

サックスでいうと、良い音を出そうと単純に、倍音を出す練習をす
る人がいますが、それよりもまず、自分が求める「良い音色」を明
確にすべきです。
しっかりとイメージを作ることのほうが、余程大事です。
イメージを明確なものとすることで、自然にそれに近づいてきます
から。

さらに、倍音を出す練習をする時期が早ければ、正確なアンブシュ
アが判らなくなってしまいがちです。
正確なアンブシュアを崩してしまうことほど、愚かなことは有りま
せん。
「リラックス」した音を出すことを優先して下さい。

倍音を出す練習の方向性を間違えると、得てして、音が緊張しがち
です。
相当、あれやこれやとアンブシュアを変化させ、何が何だか判らな
い状態に陥って・・・。
そうなれば、リラックスどころでは有りません。

音が緊張していると、聞いている方は辛いです。

リラックスした音を出した方が、相手に訴える力が強いことを認識
して下さい。
すんなりと相手に入っていきますから。

倍音の練習等には、適正時期というものが有ることを忘れないで下
さい。
技術を上回った知識に振り回されると、遠回りすることになります
し、要らぬ悩みを作り出すことにもなりかねません。


-------  ◇  -------  ◇  --------  ◇  -------  ◇  -------


音楽を説明するのに、どうしても抽象的になりやすい部分がありま
すが、できるだけ努力して、解っていただけるような説明を心がけ
てはいます。
しかし、私の力だけではどうしても足りないので、これを読んで下
さってるあなたに協力していただかなければなりません。
理解してやろうと、優しく力を貸して下さい。

よろしくお願いします。  m(_ _)m


なお、解らなかった点や、質問、感想等、なんでもいいです。
お気軽にメール下さい。

info@sax-fan.net

待ってます!!


-------  ◇  -------  ◇  --------  ◇  -------  ◇  -------




──────────────────────────────
編集後記:やりとり
──────────────────────────────

インプロビゼーションのソロの最中、そこでは、色々なやりとりが
行われています。

ソロをとっているものが出すリズムに、ドラムが食い付いてきたり、
或いは無視したり。

複雑なコードで、ピアノが応戦したり・・・。



会話にすると、こんな感じです。

sax(以下 s):「ほらほら、どうだどうだ!」

drams(同 d):「それがどうした。知らないよ。」

piano(同 p):「そうだ。まだまだ。」

bass(同 b):「こっちは4分音符しか弾いてやるものか。」

s:「付いて来てくれよ〜。」

一同:「・・・・(無視)」

s:「よ〜し、昇りつめてやる。トレリラトレリラビヒャーッ!!」

一同:「(来た来た・・。でもまだダメ。)」

s:「トゥイララリララリズビドゥビラリロリ・・・・・・」

d:「これでも食らえ!! ドバブシッ!!」

p:「よし、総攻撃だ!! ギャギゴンガゴンガギゴゴン・・・」

b:「ントゥ〜ントゥントゥンビドドド〜ン・・・」


s:「(はぁ〜はぁ〜はぁ〜)負けてなるものか!! ピロリ〜〜
  パラプピパラプピパヒィ〜プパポペポドゥウィ〜タトレリラ・
  ・・・・・・・・・・・」
              ・
              ・
              ・
              ・
              ・

 お客さんを巻き込んだ戦場は、今日も夜がふけて行く・・・。


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     最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

     ご意見・ご感想・ご要望等、何でも結構です。
     お気軽にメール下さい。

     info@sax-fan.net    瀬尾和弘

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