Sax-Fan サックス・ファン メルマガ バックナンバー
Sax-Fan サックス・ファン トップ・ページへ
『第6号』
アンブシュア・森剣治師匠
Sax-Fan サックス・ファン サイトについて
Sax-Fan TOP ┃ 音楽理論 入門編 ┃ お薦め Goods
メルマガ Top / バックナンバー・リスト Top ┃ eBooks ┃ Video ビデオ Top
『Sax-Fan サックス・ファン eBooks イーブックス(教材)』のページへ
歌うだけでサックスがぐんぐん上達する
「音楽経験ゼロでもできる初めてのアルトサックス講座」

Sax-Fan サックス・ファン 『第6号』

Music-Life.biz ┃ 音楽を続けていくために ┃ ミュージック・ライフに本当に必要なもの
≪ OLD バックナンバー・リスト TOP NEW ≫
望む!! 快晴。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


    --- Sax Fan ---   サックス・ファン         『第6号』

    2005年1月14日                     イントロ 7小節目

──────────────────────────────

 これから楽器を始めようと思っている人:じっくり読んでね!!
        初心者・中級者:知らないネタがあるかも!!
                        しっかり復習しましょう!! 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

おはようございます。

昨年暮れにPCがダウンしてから、相変わらずPC相手に格闘している
んですが、ようやくアンチウイルス・ソフトと相性の悪いソフトを
突き止めました。

これで少しはましな動きをしてくれるはずです。


家に篭ることが多かったので、最近は、太陽の光が恋しくて・・・。

天気のいい日に、外でパーッといきたいところなんですが、生憎私
が都合のいい時と、希望するようないい天気の日がかみ合いません。

私は、雲一つ無いような青空が好きなんです。
そういう時に外に出たいんです。

太陽の光をパクパク食べたい!!
こんな衝動にかられます。



ということで、口に関連して、今回はアンブシュアの話題を取り上
げます。
(何じゃそれ。そんなことで話題を決めてるの?って言わないで下
さいね。結構そうだったりするんですから・・・。)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


このメルマガは、楽器演奏に興味はあるけど迷っている人・始めよ
うとしている人から、初心者、中級者を対象に書いていきます。


「それぞれ対象のレベルが違うのに、自分にとって有益な情報はあ
るの?」と思われる方がいっぱいいらっしゃることだと思います。

特に中級者の方は、「どうせ知ってること、できることばかりだろ
う」とお思いでしょう。

レベルは違っても、大事なポイントは一緒です。

そういった方は、もう一度チェックする意味で読んで下さい。
中には、知らなかったことがあるかも知れません。ほんのちょっと
のことでも、そこに、早くうまくなるためのヒントが隠れているか
も知れません。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〔それでは、本題です。〕

──────────────────────────────
アンブシュア
──────────────────────────────

アンブシュアとは、サックスのくわえ方というか、そういったこと
ですが、音を出すことにおいてとても大事なことです。

アンブシュアを形作る上で必要となるのが、口周りの筋肉の力です。
長時間の演奏に耐える持久力も必要になってきます。

慣れない内は、長時間演奏していると、口周りが疲れてきて、口が
しっかり閉まらなくなってきた経験もあると思います。

リードが振動する、そのクッションの役目をしながら、空気の圧力
に耐えて、空気が漏れないようにした状態を、長時間維持しないと
いけません。


アンブシュアを説明する前に、まず、この口周りの筋肉の鍛え方を
説明しますね。

最初に、「ウ」の口をして下さい。その口先に力を入れます。(口
笛を吹いている時の感じで、そのまま口先に力を入れて下さい。)

次に、普通に口を閉じている状態から、口の両端を左右に引きます。
これ以上引けないというところまで、しっかりと引きます。

これを疲れるまで繰り返してください。


そして今度は、普通に口を閉じている状態から、上下の唇を、力一
杯押し付け合って下さい。
この時、口は、横に引いたり寄ったりせずに、そのままの状態で。
それを維持したまま、あごを少し下げて保ってください。
これも疲れるまで。


これを毎日やっていると、口周りに、しっかり筋肉がついてきます。


これをやることで、早くアンブシュアが安定してきます。


さて、アンブシュアの考え方ですが、どういった状態でなければい
けないかというと、ちょうど、自転車のタイヤのスポークが、中心
を維持している状態と同じです。
スポークの役割が、口周りの筋肉です。

しっかりと、しかも均等に支え合っていないといけません。


マウスピースをくわえる位置ですが、リードをつけた状態のマウス
ピースを横から見て、リード裏側のまっすぐの線と、マウスピース
のカーブ線(フェイシングと言います。)の延長が交わる辺りとな
ります。

リードが一番良く振動できるポイントです。


そして、下唇を、下の歯の上に軽くかぶせますが、かぶせ過ぎない
ように注意してください。

口をしっかり閉じた状態で、あごを少し下げます。

決して、下の歯が下唇に食い込むことのないように。
筋肉で支えるのです。

リードが振動するためのクッションになりながらも、空気が漏れな
いように閉める、適度に緊張した状態です。



あとは演奏中、頬が膨らまないようにします。


アンブシュアに関しては、サックスを誰かに習っている場合であれ
ば、しっかりチェックしてもらえますが、そうでない場合は、入門
書等によく写真が載っていますので、演奏中、鏡の前に立って、自
分のアンブシュアと比較して、いい状態になっているかチェックし
ましょう。

アンブシュアはとても大事なことで、実際は、あごの形状や、出っ
歯だったり受け口だったり、マウスピースの形状や、リードが変わ
ったり、それらの諸条件を考慮して、アンブシュアが決定されてき
ますので、熟練者にチェックしてもらうのが一番です。

ストラップの長さをどれくらいにしたらいいかも重要です。
チェックをしてもらえたなら、その時の長さを保てるように印を付
けて、毎回その長さで構えることが、アンブシュアを安定させる、
一番の近道です。


演奏姿勢も含めて、適切なアンブシュアを得なければいけません。




-------  ◇  -------  ◇  --------  ◇  -------  ◇  -------


音楽を説明するのに、どうしても抽象的になりやすい部分がありま
すが、できるだけ努力して、解っていただけるような説明を心がけ
てはいます。
しかし、私の力だけではどうしても足りないので、これを読んで下
さってるあなたに協力していただかなければなりません。
理解してやろうと、優しく力を貸して下さい。

よろしくお願いします。  m(_ _)m


なお、解らなかった点や、質問、感想等、なんでもいいです。
お気軽にメール下さい。
その際、お名前をフルネームでお願いします。

info@sax-fan.net

待ってます!!


-------  ◇  -------  ◇  --------  ◇  -------  ◇  -------




──────────────────────────────
編集後記:森 剣治
──────────────────────────────

私が18歳になってから師事し学んだのが、森剣治です。


正直、サックスのレッスンを受けたこと自体はそれほど覚えていま
せん!!(すみませんっ!!)


それよりも、もっと他の大事な部分で、一杯勉強になりました。


師匠もよく言っていました。
「こんなところでレッスンしてるよりは、飲みに行った方が、よっ
ぽどうまくなるんだけどな〜。」って。


そうなんです。

技術の向上は自分自身がやること。
それ以外の事に、音楽をやる上で本当に大事なことがあることを学
ばせてもらいました。



この師匠も、なかなかぶっ飛んでいます。

ギターの渡辺香津美さんと、丸三日飲み通しだったり(ほとんど寝
ないで、梯子に梯子を重ね、休まず飲んでます!!)、免許証の写
真を、とんでもない顔で撮ってきたり(よく警察官がOKしたなと思
う)、750ccのバイクで事故って手を傷め、反対する医者にお願いし
まくって、痛み止めの注射を打ってもらってステージに立ったり(
ま〜、代わりがいないから仕方ないですが)・・・。

いろいろとやってくれます。



いつも、大きなカバンを持ち歩いているんですが、あるレッスンの
日、カバンからゴソゴソと大きなタッパを出してきました。

「どう、これ釘煮。ちょっと食べてみて。どう? おいしいでしょ。
自分で作ったの。おいしい? じゃ〜作り方教えてあげる。」
って、延々おそろしい量の釘煮の作り方を講義した挙句、
「じゃ、今日のレッスンはこれで終わり!!」


お、終わりかい〜っ!!!

(-.-;)



このように、レッスンの日であっても、サックスを1度も触らない
日が結構ありました。 


でっ、でもいいんです・・・。
そんな師匠から一杯学ばせていただきましたから・・・。



ま〜、味のある師匠です。



============================================================

     最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

     ご意見・ご感想・ご要望等、何でも結構です。
     お気軽にメール下さい。
     その際、お名前をフルネームでお願いします。

     info@sax-fan.net    瀬尾和弘

============================================================

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ■ご感想        :   info@sax-fan.net
  ■URL           :   http://www.sax-fan.net
  ■登録          :   《終了しました》
  ■発行          :   Sax-Fan サックス・ファン 瀬尾和弘

      Copyright(C) 2004  Sax-Fan, All rights reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

歌うだけでサックスがぐんぐん上達する
「音楽経験ゼロでもできる初めてのアルトサックス講座」

≪ OLD バックナンバー・リスト TOP NEW ≫
Music-Life.biz ┃ 音楽を続けていくために ┃ ミュージック・ライフに本当に必要なもの
Sax-Fan TOP ┃ 音楽理論 入門編 ┃ お薦め Goods
メルマガ Top / バックナンバー・リスト Top ┃ eBooks ┃ Video ビデオ Top
音楽屋支援サイト:音楽好きのあなたをサポート 〜 音楽でもっと豊かな生活
[ Music-Life.biz ] 音楽屋支援サイト:音楽好きのあなたをサポート 〜 音楽でもっと豊かな生活
[ マルチインカムで独立・起業を目指す! ] SeoKazuhiro.jp 瀬尾和弘グループ・メインサイト
インターネット・ビジネス:稼ぐ仕組みを作り、マルチインカムで独立・起業を目指す! [ SeoKazuhiro.jp 瀬尾和弘グループ・メインサイト ]
[ 瀬尾和弘グループ・ブログ部門 ] マルチインカムで独立・起業を目指すサイト構築法
[ 瀬尾和弘グループ・ブログ部門 ] マルチインカムで独立・起業を目指すサイト構築法
[ 稼ぐ仕組みをインターネット上に作る支援サイト ] Gadget-Project ガジェット・プロジェクト
[ 稼ぐ仕組みをインターネット上に作る支援サイト ] Gadget-Project ガジェット・プロジェクト
© 2004 - 2014 Sax-Fan, All Rights Reserved.