Sax-Fan サックス・ファン　『創刊号』

ワクワク・ドキドキ・・・
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    --- Sax Fan ---   サックス・ファン         『創刊号』

    2004年12月4日                     イントロ　１小節目

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 これから楽器を始めようと思っている人：じっくり読んでね！！
        初心者・中級者：知らないネタがあるかも！！
                        しっかり復習しましょう！！ 

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おはようございます！！
（ちなみに朝書いているわけでも何でもありません。
                                業界的に習慣なもので・・・）

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さあ、いよいよ『創刊号』ですが、
どんな内容になっていくか分からないにもかかわらず、
早々とメルマガを登録して下さった「あなた」に感謝しています。
本当にありがとうございます。

すごくうれしいので、もう一回言います。

「あなた」に感謝しています。
本当に本当にありがとうございます！！

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創刊号の発行に際し、ちょっと暴走気味です。　(;^_^A
とても長くなってしまいました。。。
最後までお付き合い下さい。

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このメルマガは、楽器演奏に興味はあるけど迷っている人・始めよ
うとしている人から、初心者、中級者を対象に書いていきます。


「それぞれ対象のレベルが違うのに、自分にとって有益な情報はあ
るの？」と思われる方がいっぱいいらっしゃることだと思います。

特に中級者の方は、「どうせ知ってること、できることばかりだろ
う」とお思いでしょう。

レベルは違っても、大事なポイントは一緒です。

そういった方は、もう一度チェックする意味で読んで下さい。
中には、知らなかったことがあるかも知れません。ほんのちょっと
のことでも、そこに、早くうまくなるためのヒントが隠れているか
も知れません。


〔それでは、本題です。〕

メルマガを通して初めてお会いするのに、いきなりこのような話か
ら入るのは重たいかなと思ったのですが、これから先、こんな内容
が入ってきますよ、というご案内も兼ねて掲載することにしました。


解りにくいかも知れないですが、
理解しながら、最後まで読み進めて下さい。

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音楽を『聴く』ということ（１）
（サブタイトル：世界の中心で・・・）
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楽器がうまくなってきだすと、バンドとかでやりたくなってくると
思います。
これから始める人は、こういった目標を作って下さい。発表できる
場が持てるようになると楽しいですよ。


すでにブラバン、軽音部に所属している人も多いと思いますが、こ
れから説明することが、どれくらいの人ができているでしょうか。

アマチュアのほとんどの人と、音楽の経験を積んだ人とでは、音楽
を「聴く」ということに対して、決定的に違うところがあります。
これができているかどうかで、その後の活動に差が付きます。
音楽の理解度が違ってくるからです。

これから楽器を始めようと思っている人も、今のうちから気を付け
て習得するようにすればいいですよ。このことが解って体感できる
ようになるまでは、結構時間が掛かると思いますから。


じゃ、どういうところが違うのか。
それは、「全ての音の『中心』で聴けているかどうか」ということ
です。

音楽をやる上で、うまくなるためには、とても重要なことになって
きます。


言い換えると、「全ての音が《同時に》聴き取れているかどうか」
ということです。全ての音を聴くために、中心で聴くのです。ニュ
ートラルな状態です。

例えば、ヴォーカルの入ったものは、ヴォーカル中心、サックスな
らば、サックス中心に、耳が寄りかかっていないですか？
普通に聴いていると、全体の音が聴き取れているように思うのです
が、案外人間の耳は、音を抜き出して、かたよって聴いていたりす
るものです。
『全体を何となく「聞いている」』と言ってもいいかも知れません。


オーケストラの指揮者が、目立たないパートのほんの小さなことで
も指摘できるのは、こういうポジションで聴いているからです。

音が絡み合っている状態を聞き取れているか。
次号で、これが実際にできているかどうか、チェックの仕方を説明
します。

お楽しみに！！


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音楽を説明するのに、どうしても抽象的になりやすい部分がありま
すが、できるだけ努力して、解っていただけるような説明を心がけ
てはいます。
しかし、私の力だけではどうしても足りないので、これを読んで下
さってるあなたに協力していただかなければなりません。
理解してやろうと、優しく力を貸して下さい。

よろしくお願いします。　　m(_ _)m


なお、解らなかった点や、質問、感想等、なんでもいいです。
お気軽にメール下さい。
その際、お名前をフルネームでお願いします。

info@sax-fan.net

待ってます！！


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編集後記：私がサックスを始めたきっかけ
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『創刊準備号』で少し触れましたが、私は音楽の授業が本当に嫌い
でした。とにかくおもしろくなかったのです。

小学生高学年の頃は、ピアノを習っている子達が、歌やリコーダー
がうまかったりして、そういった子達ができる、何か特別なことの
ように思い、自分には全く縁のないことという意識でした。

ま〜、女の先生が合わなかったというのもありますが・・・。


中学１年の時は、クラブ活動も興味のあるものがなかったので、入
っていませんでした。

中２になって、担任が国語の女の先生になったのですが、この先生
は、私にしてはめずらしく、女の先生にして尊敬できる、とても好
きな先生でした。
（余談ですが、女子一番のワルも、この先生には絶対逆らわない、
それどころか、率先して先生のために動く、そういうことをさせて
しまう魅力のある先生でした）


その先生がブラスバンド部の顧問で、ある日、
「あんた暇にしてるんやろ。ブラバン、人数が足りないから入らへ
ん？」と、にこやかに言ってきました。

（・・でも半分脅しです。分かってますとも・・・
・・・目の奥に力を感じますぅ先生〜・・・）

（この先生がにこやかに近づいてくるときは要注意！！なのです。
獲物を見つけたライオンが、風下に伏せているようなものです。
にこやかにおいでおいでする時なんかは、心臓が止まりそうです）


尊敬している先生のおっしゃることに逆らうはずもありません。
（防衛しようとする動物的本能？）


「入ります。」　即答でした。しかもウルトラ。　(^^;

先生：「楽器何がいい？」（と、一応聞く）
瀬尾：「どんな楽器があるか名前も知らへん。」
先生：「じゃー、アルト・サックスが空いてるからそれでいい？」
      （最初からそのつもりにしてたくせに・・・）
瀬尾：「うん。」

これで、あっさりブラバン入部と楽器が決まりました。

こんなのでいいのかなぁ〜。

（つづく）

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     最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

     ご意見・ご感想・ご要望等、何でも結構です。
     お気軽にメール下さい。
     その際、お名前をフルネームでお願いします。

     info@sax-fan.net    瀬尾和弘

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